SIH NEWS

1年次 総合的な探究の時間「企業研究所訪問研修」発表会

 12月13日(火)5~7校時に、1年次で総合的な探究の時間「企業研究所訪問研修」の発表会を行いました。

 これまで数回にわたる事前学習では、各企業様から与えられた課題に対し、各班で解決策や提案を考え、まとめてきました。本来であれば、11月に予定されていた企業研究所訪問研修で実際に各企業様を訪問し、各班で提示した解決策や提案に助言をいただくはずでしたが、新型コロナの影響により、今年度はそれが叶いませんでした。

 しかし、今回の発表にあたり、オンライン等で助言くださった企業様が数多くあり、それを基に探究内容の向上や改善を施してきました。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年度は8コース(16の企業)に分かれ、発表会を行いました。発表会には多くの企業様やいわき市役所、認定特定非営利活動組織カタリバ、いわきアカデミア、福島イノベ機構の方々が来校され、発表に対する講評をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講評等を受けて生徒は新たな課題や問題に直面し、更なる探究の必要性を感じていました。また、今年度の企業研究所訪問研修全体を通して、生徒が自分の住む町・地域の現状や未来の展望を改めて考える良い機会になりました。この経験をもとに、来年度の「地域探究」につなげていきたいと思います。

「福島イノベーション・コースト構想シンポジウム」参加

12月10日(土)、富岡町文化交流センター「学びの森」にて福島イノベーション・コースト構想シンポジウムが行われ、本校から2年生2名が参加し、取り組みについて発表しました。

 

今年度のシンポジウムは”防災・減災への新たなチャレンジ~課題先進地福島から起こる新たなイノベーション!~”がテーマで、本校では今年度の総合的な探究の時間で防災のカテゴリーを探究した渡辺美咲さんと布施彩華さんが学校代表として参加しました。

渡辺さんは『南海トラフ地震による被害への対策』、布施さんは『外国人への災害支援』というタイトルで発表を行いました。

 

渡辺さんは、南海トラフ地震では福島への被害は想定されていないが、地震の被害により多くの方々が福島へ避難するのではないかと想定し、避難者への物資供給のためのルート確保と東北地方の協力体制を構築する必要性を訴え、そのために受け入れ設備の増築や関わる人材の育成が大切であると発表しました。

 

布施さんは、在留外国人の増加が進んでいる福島県において、各組織が外国人への災害支援を進めているが、外国人に伝えるための「やさしい日本語」が来て間もない外国人にとっては難しいことを訴え、外国人の方々の立場に立った「やさしい日本語」を広め、実際に避難を誘導する可能性が高い地域住民に知ってもらうことが大切であることを発表しました。

二人の発表について、今回のシンポジウムで基調講演をされた東北大学災害科学国際研究所所長の今村文彦先生から直接ご講評をいただき、お褒めの言葉をいただきました。

生徒は今回の探究内容や取り組みについて、また、自分自身についても大きく自信を持つことが出来たようです。

 

このような生徒の成長の場を準備していただいた、福島イノベーション・コースト構想推進機構をはじめとして、多くの皆様に感謝申し上げます。

※発表時・撮影時のみ、マスクを外しております。

 

福岡県立修猷館高校との学校交流

 11月15日に本校百年記念館において、2学年の生徒が福岡県立修猷館高校との学校交流に参加しました。今回の学校交流は修猷館高校2学年の修学旅行の一環で行われました。本校の高校生震災語り部による津波被災地区の現状や課題の説明を通して、自然災害の恐ろしさや今後の復興、教訓の伝承などについて考えました。修猷館高校の学校紹介では、本校OBであるゴージャス氏のモノマネを行い、場を盛り上げてくれました。小グループに分かれての交流活動では、両校の視点から震災や浜通りの課題等について活発に議論を交わしていました。また、部活動や今後の進路など身近な話題について意見交換を行い、どのグループも盛り上がっていたのが印象的でした。

修猷館高校 学校紹介

磐城高校 学校紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         修猷館高校の学校紹介                                    本校の学校紹介

高校生震災語り部による説明

小グループでの交流活動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

        高校生震災語り部による説明                                  小グループでの交流活動

閉会行事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             閉会行事

 同世代の異なる視点から議論し合った今回の交流は新たな学びの機会を得る貴重な時間でした。今回の経験が両校ともに今後に活かされることを期待します。修猷館高校のみなさま誠にありがとうございました。

2学年「地域探究クラス発表会」

10月26日(水)、6~7校時に2学年で「地域探究クラス発表会」が行われました。

 

6校時は、各グループの中で各々が地域探究活動の成果発表を行い、各グループでの代表者を1名選出しました。

 

 

7校時では、各グループで選出された代表生徒1名がクラス生徒全員の前で発表を行いました。

 

この発表会には、いわき市の職員の方が4名、認定特定非営利活動法人カタリバの職員の方が2名が来校されて、生徒の発表の様子を参観されました。

 

今回のクラスでの発表をもとに各クラスの代表生徒を2名選出し、その選出された代表生徒は、12月12日(月)に本校南体育館で行われる全体発表の際に発表してもらうことになっています。

令和4年度 2学年 大学訪問研修

9月21日(水)に2学年の総合的な探究の時間として、筑波大学,山形大学,福島大学を訪問してきました。

  

筑波大学では研究基盤総合センターとプラズマ研究センターに分かれて研究施設の見学、説明を受け、大学生の案内で中央図書館や体育ギャラリーなど自然豊かで広大なキャンパスを見ることができました。 

 

 

 

山形大学小白川キャンパスでは午前中に大学説明、体育施設や図書館、SCITAセンターなどを見学するキャンパスツアー、午後は地域教育文化学部三上教授の「論語に学ぶ後悔しない進路選択術」の講義を受けました。自らの「義」を打ち立てていくために学ぶ気持ちを持つことができました。

 

 

 

山形大学米沢キャンパスでは工学部の説明に続き、化学・バイオ工学科山本教授の模擬講義「工学の研究は医学に貢献できる?」によって、医工学の分野を知り、研究内容の奥深さに気づかされました。昼食をはさんでキャンパスを見学しました。

 

 

 

福島大学では文系と理系に分かれて学類の説明を受けた後、高等教育企画室の前川准教授の講義「君が学ぶと世界が変わる」を聴き、「今、何のために学ぶのか」を考えました。

 

どのコースでも学問や研究の楽しさが感じられ、今後の主体的な学びへつながる経験をすることができました。

コロナ禍にもかかわらず受け入れてくださった各大学の関係者の皆様へ、厚く御礼を申し上げます。

 

なお、この活動は福島イノベーション人材育成実践事業(トップリーダー育成事業)の一環で行いました。

医療系学部学科出前講義を開催いたしました

 医療系学部学科への進学を志望している生徒に対して、大学での学びの内容を提供し、生徒の目標をより明確にし、進路希望の実現に役立てるために、医学系学部学科出前講義(医療フェス)を開催しました。
 今年度は、医学科、臨床検査学科、薬学科、看護学科、理学療法学科の先生方を講師に迎え、各大学学部学科の紹介や講師の先生の専門分野の講義、福島県の医療現場の現状と課題等について講義して頂きました。
 生徒が志望している学科について知り、進路実現に向けて明確な目標を持つことができ、そして貴重なお話も聴くことができ、とても有意義な講義となりました。
 講師の先生方には、この場をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。

 

■医学科の講義の様子
 講師:福島県立医科大学 医学部 肝胆膵・移植外科学講座  教授 見城 明 氏
 演題:臓器移植とチーム医療

   

■臨床検査学科の講義の様子
 講師:福島県立医科大学 保健科学部 臨床検査学科  准教授 鈴木 英明 氏
 演題:臨床検査技師の魅力と活躍

   

■薬学科の講義の様子
 講師:医療創生大学 薬学部 薬学科  教授 堀 一之 氏
 演題:薬学部からでも公務員として多様な仕事ができます

   

■看護学科の講義の様子
 講師:医療創生大学 看護学部 看護学科  教授 樅山 定美 氏
 演題:看護師の仕事を知り、COVID-19を含め一緒に看護を考えよう。

   

■理学療法学科の講義の様子
 講師:医療創生大学 健康医療科学部 理学療法学科  助教 阿部 裕一 氏
 演題:理学療法とは?

   

令和4年度 廃炉・イノベーション現場見学ツアー

8月5日に福島イノベーション・コースト構想推進機構のご協力のもと、廃炉イノベーション現場見学ツアーが行われました。今年度は13名の生徒が参加しました。

 

イノベーション・コースト構想について理解を深めるために、浜通りで行われている廃炉や復興の現状を理解するとともに最先端技術に触れ、課題を発見するきっかけとすることを目的として、関連施設の見学や体験活動を行いました。

 

楢葉遠隔技術開発センターでは、最初にセンターについての講義を聞き、この施設が原子力機構の中でどのように位置づけられているか、またどのような役割があるかを学びました。JAEAの組織や廃炉の具体的なイメージを持っている生徒は少なかったので、初めて聞く内容が多く生徒はその内容に興味津々の様子でした。

続いて、研究棟のバーチャルリアリティシステムを見学しました。原子炉建屋のサイズ感や内部の状況をその場にいるかのような臨場感で観察することができ、またバーチャルリアリティシステムを用いて行われる研修があることを知ることができ、多くのことを学ぶことができました。

最後に、試験棟を見学し、ロボット操作の実習を行いました。偶然にも廃炉作業に向けての実際の試験が行われている最中だったこともあり、貴重な体験をすることができました。また、ロボットの操作の体験については生徒たちが楽しみながら実習することができました。

      

福島エコクリエート株式会社では、産業副産物の「地産地消」や土木資材についての説明を受けた後に、実際に工場で作られている様子を見学しました。石炭灰の有効利用などについて学ぶことができ、地域の先端産業についての理解も深めることができました。

 

福島ロボットテストフィールドでは、ドローン体験や最先端のロボット実験施設の見学を行い、防災を始めとした最先端研究の現場を見学することができました。

 

今回のツアーを通して、参加した生徒達は廃炉や防災についてしっかりと学びを深めるとともに、最先端の地域産業に実際に触れて、新たな視点を養うことができたようです。

令和4年度磐陽ゼミ(サマーゼミ、地域医療)

夏季休業中の8月3日、10日、17日の3日間にわたり、令和4年度磐陽ゼミ(サマーゼミ)を行いました。

今回は本校に医学コースが設置されたことから、地域医療をテーマにし、いわき医師会の先生方やいわき市役所の保健福祉部地域医療課の職員の方々をお招きして活動しました。

初日はいわき市医師会会長の木村守和先生(木村医院)から「いわき市における医療の現状と課題」と題しまして講義いただき、2日目、3日目の活動のためのグループ分けと自己紹介を行いました。

 

 

2日目は「いわきの医療の問題と解決策について」をテーマに、KJ法を用いて各グループごとに話し合い、活動しました。

 

 

3日目は2日目のテーマを踏まえて、「いわきの医療の問題に対して自分たちができることは?」をテーマに意見を出し合い、グループごとに代表者が参加者全員の前で発表を行いました。

事後の生徒の感想を見ますと、いわきの地域医療についてのみならず、いわきや浜通りの問題点や今後の取り組みについても考える機会となったようです。

 

今回の活動に際しまして、いわき市医師会並びにいわき市役所保健福祉部地域医療課からご協力をいただいたこと、感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

明治大学付属中野八王子中学高等学校との学校交流(福島県教育旅行モニターツアー)

7月27日(水)いわき産業創造館(ラトブ6階)において、本校1年次の生徒9名が「震災・復興・原発問題」をテーマに、明治大学付属中野八王子中学高等学校の生徒との交流会に参加しました。

今回の交流会は、明治大学付属中野八王子中学高等学校さんによる福島県ホープツーリズム事業の一環で行われました。両校の生徒を4グループに分け、3日間にわたる浜通りの原発関連施設や地域のフィールドワークから浮き彫りになった気づきや疑問を明治大学付属中野八王子中学高等学校の生徒さんから本校生徒に投げかけることで創造的・探究的な議論に発展しました。

本校生徒は先月行った「津波被災地区探究活動」やこれまでの学習の成果を活かし、当事者の視点から共有することで、被災地や復興への向き合い方、次世代のエネルギー問題などについて、より発展的・具体的に意見を交わしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、最後には各グループで挙がった震災復興やエネルギー問題などの話題や複合災害の教訓をこれからの未来にどう活かすかについて共有しました。

今回の活動を通じて、両校の生徒が震災・原発事故の記憶を語り継ぐ世代として、日本中または世界中に発信していくことの重要性を強く感じていました。さらに、震災・原発事故を福島だけの問題として限定せずに「自分事」として情報を発信する必要性があると捉えていたのが印象的でした。両校の視点から得られた新たな知見をこれからの探究活動に活かしていきたいと思います。

明治大学付属中野八王子中学高等学校の皆様ありがとうございました。

令和4年度 1年次 津波被災地区探究活動

6月22日(水)5~7校時に1年次を対象にした「津波被災地区探究活動」現地学習を行いました。

生徒は、東日本大震災において甚大な津波被害を受けた薄磯・豊間地区と久之浜地区の2コースに分かれ、事前学習の内容を踏まえたうえで、被害の状況や復興の姿を見学しました。

また、それぞれのコースにおいて現地の語り部の方から当時の状況や震災の教訓などに関する講話を受けました。生徒は命の尊さを実感するとともに、災害の教訓を後世に伝えていく役割を再認識する良い機会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日(木)5~7校時に各クラスにおいて発表会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

津波被害の状況や復興に向かう地域の姿、津波被害の教訓など、現地学習で学んだことを各グループでまとめました。

それぞれのグループで制作したスライドを用いてクラス内で共有することで、当時3~4歳であった生徒にとっては、自然災害の脅威を再認識するとともに、災害の教訓をどのように活かし、伝えていくかを考え、防災・減災に対する課題とそれに対する手立てを考察する実りある時間となりました。

令和4年度 3年総合的な探究の時間 「地域理解探究」

3年生が4月19日から6回に渡って「地域理解探究」として郷土の研究を行いました。

昨年、一昨年の探究活動を踏まえ、今年度は、①工業・商業・観光、②農業・水産業、③医療・福祉、④自然、⑤歴史、⑥文化・芸術、⑦地域特性(地名・地理的特徴・方言など)のテーマを予め学校で用意し、グループごとに興味・関心や進路希望に基づいて選択し、探究しました。

最後にクラス内で発表会を行い、互いの成果を出し合い、質疑応答も行いました。

これまでの探究活動の反省や成果を活かし、進路先や地元地域、さらには日本、世界で活躍してくれることを期待します。

令和4年度 1年次 津波被災地区探究活動事前学習

6月13日(月)、1~3時間目にかけて

津波被災地探究活動の事前学習が行われました。

 

1時間目は、南体育館において研究開発部から活動内容の説明の後、イノベ機構の担当者の方から福島イノベーションコースト構想についての講義を受けました。その後、タブレット端末の使い方について、情報科の説明を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2~3時間目は、各教室においてタブレットを用いてのスライド作成の練習を行いました。

津波被災地の調べ学習や現地学習において訪問する予定の見学先についての情報を収集しました。

今日の事前学習をもとに、来週22日の現地学習に臨みます。

 

令和4年度 1年次総合的な探究の時間 「医学に関する講演会」

6月16日(木)、本校南体育館にて1年次生徒を対象に「医学に関する講演会」を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度より福島県教育委員会の県立高校普通科の特色あるコース制導入の一環で、本校では医学コースが設定されました。

その第一弾として、この度は講演会を行い、講師には帝京大学大学院公衆衛生学研究科の教授である髙橋謙造教授をお招きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髙橋先生は現在、公益財団法人ときわ会常磐病院の小児科非常勤医師としてもお勤めで、本校第37回卒のOBでもあります。

今回は公益財団法人ときわ会様にご尽力いただき、髙橋先生をお招きすることができました。

「これからの日本を盛り上げて行くには、現場に張り付いて地頭を育てろ」~元湯本の田舎者、元島医者、現大学教員の経験~ と題しまして講演していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学入学に至るまでの経緯や小児科医としてのご苦労、鹿児島の徳之島や海外、さらには厚生労働省でのご勤務など、先生の多様な経験から得られた貴重なお話を聞くことができました。

社会貢献のための人生を基調にお話しくださり、医学コースへの進路選択の参考となるばかりではなく、さまざまな進路を選択する上で、とても勉強になるお話でした。

生徒から多くの質問が出ましたが、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。

 

今後も磐城高校では、生徒の成長の一助となる活動を進めていきます。

 

なお、この事業の実施に当たっては、三菱みらい育成財団様からご支援をいただき、実施しました。

令和4年度進路講演会 「意志の力 夢をカタチにするために」 

5月24日(火)総合的な探究の時間に本校第46回卒のテレビプロデューサーである佐久間宣行さんをお招きして進路講演会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐久間さんはテレビ東京のプロデューサーとして「ゴッドタン」や「ピラメキーノ」などを担当しました。

現在はフリーのテレビプロデューサーとしてNetflixで「トークサバイバー」を配信してランキング1位を達成し、さらに「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティをされていたり、ビジネス書「佐久間宣行のずるい仕事術」を出版されたりするなど多方面で活躍されています。

この度はお忙しい中、進路講演会にて「意志の力 夢をカタチにするために」と題して生徒たちへ講演していただき、さらに生徒からの質問に答えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染防止のため、3年生は南体育館で拝聴し、1・2年生はオンラインで視聴しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒たちは佐久間さんの講演を聴くことで、進路や生き方について刺激を受け、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今後も生徒の成長に結びつく活動に取り組んでいきます。

 

なお、この事業の実施に当たっては、三菱みらい育成財団様からご支援をいただき、実施しました。

『令和4年度ふくしま創生サミット』 参加

4月28日(木)にオンラインで開催されました、福島県教育委員会主催の令和4年度ふくしま創生サミットへ参加しました。

 

午前中は昨年度の1学年総合的な探究の時間で行った「津波被災地区探究活動」と「企業・研究所訪問研修」、さらに明治大学付属中野八王子高校との震災復興についての交流会を踏まえて、地域課題探究活動の活動報告とグループでの集約と発表を行いました。

午後はふくしまの良さを伝える方法を地区ごとに話し合い、地区ごとに話し合った内容を共有する活動を行いました。

各校の地域探究活動を知り、地域貢献のあり方を考える「主体的・対話的で深い学び」の活動を行うことで、地域課題解決に向けて更に意欲的に取り組むきっかけとなりました。

今後も、各学年・年次の総合的な探究の時間を中心として、地域課題の解決に向けた活動を生徒たちが主体的に取り組めるように進めていきます。

 

1学年 総合的な探究の時間  『いわきアカデミアとの連携によるイノベーション企業・研究所訪問研修 校内発表会』が行われました

12月14日(火)に1学年を対象にした、企業・研究所訪問研修の校内発表会が行われました。

この取組では、企業訪問研修をとおしていわき市の産業・技術等について理解を深めるとともに、企業の課題を知り、その課題解決に向けた探究活動を行うことで、地域課題についての理解と課題解決力を高めることを目的としています。

11月26日の企業での研修内容や発表時に担当の方からいただいたアドバイスなどを踏まえ、企業からいただいた課題解決に向けての仮説や提言の改善を行い、各クラスのグループごとにこれまでの活動内容を発表しました。

今回の発表会では各クラスのグループが7会場に分かれ、それぞれのクラスが訪問した企業の取組や課題、自分たちが課題解決に向けて立てた仮説や提言などを他クラスの生徒に向けて発表しあい、互いのクラスの活動内容を共有しました。

 

      

                        発表会の様子

 

発表会をとおして生徒達は他クラスの活動内容を知るとともに、いわき市内の企業の取組について理解を深め、地域課題について考えることができたようです。

参観いただいた企業の担当の方からは、『課題解決に向けた仮説が具体的で感心した』『発表に対する質問が積極的に出ていて良かった』などの感想をいただきました。

今回の企業研究所訪問研修全体をとおして、生徒達は地域理解を深めるだけでなく、課題解決に向けた調査・研究やディスカッション、資料の作成とったスキルを伸ばすことができました。

次年度の2学年での総合的な探究の時間では、いわき市や浜通りの地域課題解決に向けて取組む活動である「地域探究」を実施予定です。今回の活動で学んだ地域課題や課題解決のためのスキルを活かしながら、活動を深化させていきたいと思います。

1学年 総合的な探究の時間  『いわきアカデミアとの連携によるイノベーション企業・研究所訪問研修』が行われました

11月26日(金)に1学年を対象にした、企業・研究所訪問研修が行われました。

この取組では、企業訪問研修をとおしていわき市の産業・技術等について理解を深めるとともに、企業の課題を知り、その課題解決に向けた探究活動を行うことで、地域課題についての理解と課題解決力を高めることを目的としています。

今回は、いわきアカデミア推進協議会と福島イノベーション・コースト構想推進機構のご支援のもと、いわき市内の14の企業や団体にご協力いただき、活動を行うことができました。

 

         

 

事前に各企業・団体から提示していただいた課題の解決に向けて、各クラスのグループに分かれて活動を行い、企業の訪問の際に、課題解決に向けての提言や仮説について発表を行いました。

 

  

                    企業での発表の様子

 

発表後には企業の担当者からのアドバイスや意見をいただき、生徒達は課題解決に向けての視野を広げることができたようです。

また、企業の取組についての講話や、実際の現場の見学をとおして、いわき市の企業が世界で活躍していること、いわき市には高度な産業、技術があることを知ることができました。

今回の活動では、身近ではありながらもこれまで知ることができなかったいわき市の企業や団体の取組と課題に触れることができ、訪問研修が地域課題について考える貴重な体験となりました。

生徒達は今回の訪問研修でいただいたアイデアやご意見をもとに、12月14日に実施予定の最終発表会に向けて、さらに課題解決に向けた取組を進めていきます。

1学年 総合的な探究の時間 『在京磐高同窓会セミナー(兼イノベーション講演会)』が開催されました

 11月12日(金)に1学年を対象とした、『在京磐高同窓会セミナー(兼イノベーション講演会)』が行われました。

 セミナー(講演会)を通して、グローバルかつイノベーショナルな企業人の取組に触れ、福島イノベーション・コースト構想について理解を深めるとともに、進路意識と職業観を向上させることを目的として開催しました。

 講師には、元フジフイルムホールディングス代表取締役専務であり、本校13回卒の 高橋俊雄 氏をお招きして、ご講演をいただきました。

 「豊かな人生を創るために考えること 《福島イノベーション・コースト構想進展に資する人材育成を目指して》」と題して、高橋氏の磐城高校時代、東大受験、大学生活、富士フイルムでの取組など、高橋氏の豊富な経験に基づく貴重な話を聴くことができ、大変有意義な時間を持つことができました。

 

 

 特に、受験に関する話では、具体的な学習法や学習時間、学習に真摯に取組む姿勢など、これから受験を迎える生徒達にとって大いに刺激になる内容でした。

 また、社会と企業の変革期をリーダーとして乗り越えられた話や、豊かな人生を創るための高校生に向けた話では、これからの職業観や人生観にもつながるテーマであり、熱心にメモを取る生徒の姿が多数見られました。

 生徒達は今回のセミナー(講演会)を通して本校OB の活躍や在京磐高同窓会の取組に触れる貴重な体験ができました。また、生徒達は母校磐高への誇りを持ち、さらには進路選択や職業観、人生観の形成といった今後の生き方の参考になったことと思います。

 なお、今回のセミナー(講演会)開催に当たり御尽力いただきました在京磐高同窓会(会長 鈴木正晃 氏)の星野一路 氏、青木陽子 氏よりセミナー(講演会)の冒頭に在京磐高同窓会について紹介いただき、生徒達は卒業生の活躍や、同窓会による母校発展のための取組を知ることができました。

2学年 総合的な探究の時間『地域探究』全体発表会が行われました

10月25日(月)に2学年を対象にした、地域探究の発表会が行われました。

磐城高校の総合的な探究の時間では、地域理解と地域課題の解決を目標として、3年間をとおした「地域理解探究」を行っています。具体的には、1年次の津波被災地区探究、企業・研究所訪問研修や、2年次の地域探究を探究活動の軸にして、3年次でこれらの探究活動の成果と大学選択や将来の職業といった進路に接続する活動を行います。

地域探究では生徒個人の興味・関心を軸にしながら地域に関わるような課題を設定し、各生徒が解決に向けての調査・研究を行い、課題解決のための仮説を立てたり、また、その仮説の検証を行ったりしました。調査・研究ではアンケートや外部でのインタビュー等生徒が主体的に活動に取組みました。また、発表に向けて、各自がiPadを用いて取組の内容をスライドにまとめました。

 

発表はまず、10月8日に活動グループごとに生徒全員による発表を行い、投票などによって選ばれた活動グループ代表者が今回の全体の発表会で発表を行いました。

 

  

                     グループでの発表の様子

 

  

                       全体発表の様子

 

生徒達は探究活動全体を通して、主体的に課題解決に向けて取組む姿勢を身につけることができたようです。

また、代表者の発表から、生徒達は今まで意識をしてこなかったテーマに関する情報に関心を深めるとともに、生徒一人一人が地域課題について考えるきっかけを得ることができました。