SIH NEWS

2年次総合的な探究の時間「2年課題探究」

4月16日(火)1・2校時に今年度初めの2年次総合的な探究の時間が行われました。

今回は、昨年度末に実施した「探究BASICセミナー」をふまえて、入試期間や春季休業中に個人の興味・関心から”プチ探究”を行い、その内容を新クラスでのアイスブレイクも兼ねて発表するという活動でした。

マイストローの提案や課題(宿題)不要論、民族楽器などさまざまなものをテーマにしてとりあげていました。

生徒たちは春季休業中の課題が多く出される中、調べたり、考察したり、資料を作成したりと、よくがんばってプチ探究に取り組んでいた様子でした。

今年度2年次生は、学校で設定するテーマ(浜通りの人材確保、浜通りの資源活用、浜通りの復興)のいずれかに基づいて課題を設定し、その課題を解決する探究活動に取り組みます。

生徒の探究が、地元地域の良いところの発見・再確認や今後の発展につながることを期待しています。

 

 

3年次総合的な探究の時間「地域理解探究」

4月12日(金)、今年度1回目の3年次総合的な探究の時間「地域理解探究」を行いました。

3年次の総合的な探究の時間では、これまでに行った探究の成果をまとめて発表する活動や活動を整理する活動、進路実現に向けた活動を行います。

この日は、新クラスでのアイスブレイクも兼ねて、昨年行った探究をクラス内にて発表する活動を行いました。

生徒たちは自分が行った探究について、熱心にクラスメイトに伝えようと頑張っておりました。

また、発表を聞く側の生徒も興味を惹かれ、真剣に耳を傾けている様子でありました。

生徒の取組の様子から、磐城高校が学校生活を通して生徒に身につけてほしい資質や能力をまとめた『磐城高校ルーブリック』の項目である「表現・伝達力」や「リスペクトの心」(自他を認め対話を尊重し、思いやりの心を持ちながら共存・協働できる資質・能力)が着実に育っていることを実感しました。

今年度も総合的な探究の時間を通して、生徒の資質・能力を身につけさせる活動を行ってまいります。

令和6年度磐城高校教員研修会

4月4日(木)、令和6年度磐城高校教員研修会を行いました。

講師として、NPO法人カタリバの双葉みらいラボで拠点長をされている横山和毅様と同スタッフの米田若菜様をお招きし、総合的な探究の時間および探究的な学びについて理解を深め、探究学習における生徒への関わり方を学び、教員の指導力向上と生徒の学力向上を図ることを目的に研修会を行いました。

 

 

 

 

 

 

昨今の学びの変革に対応するべく、講師のお二人からの講義やグループトークを通して、総合的な探究の時間および探究的な学びについて理解を深めました。

今後も磐城高校では、教員研修会を通して教員の指導力向上と生徒の学力向上を図っていきます。

なお、この研修会は福島SIHの事業の一つとして行われました。

 

1年次探究BASICセミナー

3月4日(月)1年次総合的な探究の時間において、「探究BASICセミナー」を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師として株式会社オーナーの代表取締役である佐々木敦斗さんと東北大学スタートアップ事業化センター副センター長の早坂昌彦特任教授(本校OB)をお招きして、開催しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒は「探究」に関する講話や教材の使用方法の説明を受けた後、教材を使いながら各々の興味・関心がある題材を取り上げ、その内容をまとめて、クラスメイトに発表する活動を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、研究開発部から来年度の総合的な探究の時間について概要を説明し、今回取り上げた内容について入試期間から春季休業中にかけて「プチ探究」として取り組むことを伝えました。

次年度の最初の総合的な探究の時間ではこの「プチ探究」の発表を新クラスで行うところから始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後も磐城高校は「総合的な探究の時間」を通して、学力の向上や進路・将来の目標設定に結び付く活動を行います。

令和5年度福島イノベーション・コースト構想の実現に貢献する人材育成 成果報告会

2月22日(木)に、日本大学工学部で行われた福島イノベーション・コースト構想推進機構主催の「令和5年度福島イノベーション・コースト構想の実現に貢献する人材育成 成果報告会」に参加しました。

本校からは、1年次「企業・研究所訪問研修」でマルベリィさまからいただいた課題を基に探究し、提案した内容を商品化していただいたグループの生徒2名が代表として参加しました。

午前中は開会後、福島ロボットテストフィールド副所長の若井洋先生と高知大学副学長の受田浩之先生のご講演がありました。

若井先生からはドローンの飛行メカニズムとその活躍場面について、受田先生からは食の価値創造による持続可能な地域づくりについてお話をいただきました。

午後からは活動報告会にて生徒が発表を行いました。

代表生徒は、総合的な探究の時間に行った成果を外部に向けて発表する準備を行うことでさらに探究を深め、実際に発表や質疑応答への対応をすることでより自信を持ち、次の探究に向けて意欲を持つことができたようです。また、他校の探究成果に触れ、企業の提供する体験活動に参加したことで、より刺激を受けたようでした。

今後も磐城高校は探究的な学習を進めていくことで、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」から成り立つ生徒の学力向上に努めてまいります。