校内体育大会
2025年10月10日 10時00分すっかり涼しくなり、スポーツの秋到来です。
10月9日(木)、第96回 HR対抗 校内体育大会が開催され、生徒たちは優勝を目指し汗を流していました。
熱戦の様子を写真で紹介します。
すっかり涼しくなり、スポーツの秋到来です。
10月9日(木)、第96回 HR対抗 校内体育大会が開催され、生徒たちは優勝を目指し汗を流していました。
熱戦の様子を写真で紹介します。
9月11日(木)前期期末考査3日目終了後に、いわき市医師会長である齊藤道也先生をお招きし、2年次から医学コースを希望する1年次生を対象としたいわき市医師会長講話を実施しました。
齊藤先生の「It's our pleasure ,grow together!」という言葉からスタートした今回の講話。常に患者さんから学ぶ姿勢を大切にしておられる齊藤先生から、将来医師を目指す1年次生に沢山の熱いメッセージをいただきました。
特に、
「疾病を起こさない社会を創ることが一番大切」
「人の弱さを知っている人ほど医師に向いている」
「高校で経験したことは何1つ無駄なことはない」
「明確な目標を立てると今日やることが分かる」
「幸せとは、”健康”+”○○”」
という先生の言葉は生徒の心に大きく響いたようでした。
多死社会、人口減少、介護需要の増加、医師不足…、さまざまな社会背景の中で、自分はどのような医師になりたいのか?
本校医学コースでは、対象生徒1人1人がこれから求められる医師像について自問自答する機会を充実させていきます。
お忙しい中、御講話いただきました齊藤道也先生、あらためてありがとうございました。
9月30日(火)本校南体育館で令和7年度後期生徒会役員立会演説会が行われました。立候補者は4名で、すべての役職で信任投票となりました。
立候補者からは、それぞれが抱く新しい磐城高校像を熱く訴えかけ、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
立会演説会の後に各クラスに移動して投票となりました。即日開票の結果、全員が信任され、令和7年度生徒会後期生徒会役員が決定しました。
【令和7年度後期生徒会役員】
会長:種邑颯さん 副会長:星唯斗さん 書記:中野琥大郎さん 会計:横山結子さん
選出された新役員最初の仕事は10月3日(金)任命式に臨むことです。
本校校長室で行われた任命式では校長から新役員一人ひとりに任命状が授与されました。
授与の後に、各役員が新役員としての思いを語りました。
新会長の種邑さんは「前会長が作ってきた生徒会をなぞるのではなく、自分のカラーを出した生徒会を作りたい」と決意を語り、校長から激励の言葉がありました。
生徒会役員と力を合わせて新しい磐城高校生徒会の歴史を創っていきましょう!
令和7年9月26日(金)、本校南体育館におきまして、「2025年度 第60回 高校生のための文化講演会」が開催されました。本講演会は、生徒たちの知的好奇心を刺激し、より深い教養を育むことを目的としたもので、公益財団法人 一ツ橋文芸教育振興会、そして福島民友新聞社のご協力のもと、実現いたしました。
【講師は著名な批評家・随筆家 若松英輔 先生】
今回は、気鋭の批評家・随筆家として多方面でご活躍されている若松英輔(わかまつ えいすけ)先生を講師としてお招きしました。先生は、詩や文学、哲学、宗教など幅広い分野に深い造詣を持ち、数々の著作を通じて、多くの読者に「生きることの意味」や「言葉の力」を問いかけ続けていらっしゃいます。今回は本校生にご講演をいただける貴重な機会で、生徒一同、心待ちにしておりました。
【講演テーマは「言葉とコトバ — 詩を読むこと、書くこと」】
若松先生には、「言葉とコトバ — 詩を読むこと、書くこと」と題し、約70分間にわたりご講演いただきました。
本校の生徒たちは、時に静かに、時に熱心にメモを取りながら、若松先生が紡ぎ出す言葉の一つひとつに真剣に耳を傾けていました。詩歌を読むこと、そして人の言葉ではなく自分の思いを自らの言葉で書くことの苦しみやそれによって得られること、若松先生ご自身の経験や深い洞察に基づいた示唆に富むお話は、生徒たちにとって、日常で何気なく使っている「言葉」に対する認識を根底から見つめ直し、自分の人生について考える貴重な時間となりました。また、講演後には、出版委員のインタビューを受けていただきました。
【主催・共催の皆様へ心より感謝申し上げます】
このような質の高い文化講演会を開催できましたのは、長きにわたり高校生の教育・文化振興に尽力されている公益財団法人 一ツ橋文芸教育振興会様と、地域文化の発展に貢献されている福島民友新聞社様のご支援とご協力のおかげです。この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
今年も磐城高校でバスケットボール協会普及部によるspreadが開催されました。
中学生は3人の参加でしたが、講師の佐藤龍馬先生と末永朱里先生にご指導していただき、ファンダメンタル、アウトナンバー、シュートなどを練習し、改めて基本的なことをしっかり身につけることの大切さを感じました。
磐城高校の選手たちは練習が終わっても、龍馬先生にシュートフォームをチェックしてもらったり質問したりしていました。きっと上手くなります!
いわき地区のバスケを楽しく盛り上げていきましょう!
9月1日(月)、磐城高校2棟1階・購買部には、人だかりが・・・。なぜって、この日から本校3年次生4人がプロデュースしたアイスが発売されたからです!
4人で2年次の時に行った総合的な探究の時間における取組が、田人観光いちご園さんといるか庵さんの協力で、実際に「形」となったのです。春先に試食(教頭先生も協力しました)をして、パッケージデザインも打ち合わせ、中に入る「おみくじ」も自分たちで文章を考えました。
かわいいピンクのハート型もなかに包まれた、本格的なイチゴアイス(しかもホワイトチョコレートでコーティングされています)で食べ応え十分。しかもオリジナルの「恋みくじ」付です。その分すこーしお値段がお高め。販売前は「お弁当が買えてしまう値段だから、そんなに売れないのでは?」と当の本人たちは心配していましたが、いざ販売が始まってみると、初日の30個はあっという間に売り切れ、次の日に入荷したものも即日完売でした。買いに来た生徒の感想は、「総合探究の時間の取り組み、というのですごく興味があった」「同級生が作ったから買いに来た」「磐高生もこういうことができるんだ、と思った」など、様々。なお、購買部での販売は他のアイス同様、10月までとなっています。磐城高校の購買部の他に、いるか庵さん、ラトブ1階 Delicious Parkでも販売しています。磐高生以外で興味を持たれた方は、そちらに足を運んでいただき、生徒の取り組みの一端をご覧になっていただけると嬉しいです。実はこの4人の取り組みには続きがあります。掲載写真の中にヒントがあるのですが、それがどんなものなのかは、時期が来ましたらまたこのホームページでお伝えします。
今回の3年次生の取り組みは、下級生たちのロールモデルとなったと思います。今年度も本校では2年次生が総合的な探究の時間に、自らが設定したいろいろな課題に取り組んでいます。自分の興味関心を探って、追究していきましょう!
9月3日(水)の午後に1年次生が津波被災地区探究のポスター発表会を行いました(6月18日に久之浜と薄磯・豊間に分かれて津波被災地区を訪問しています)。まず初めに研究開発部の金子先生から、発表の仕方や心構えについてのアドバイスがあり、その後各クラスで班ごとの発表となりました。
1年次生は東日本大震災の際に1歳であり、地震や津波に関しての記憶はありません。しかし発表会では、いわきに住む私たちにできることは何か?という視点を持ちながら、被災地区の復興に向けての課題や今後の取り組みについての具体的な施策等が発表されていました。実感がない世代であるがゆえに真剣にポスター作りに励んできた様子がうかがえました。この発表会を通して生徒たちは東日本大震災を後世の世代に自分たちが中心となって伝承していく必要性があることを強く認識することができました。
ポスターは10月10日(金)まで、第2棟と第3棟を結ぶ1階の廊下に展示します。生徒の皆さんも他の班のポスターを見て視野を広げましょう。
8月30日(土)から9月1日(月)まで3日間、四倉高校でウインターカップいわき地区予選が行われ、男子は第3位(順位決定で4位)女子は順位決定戦で5位になり、男女で県大会出場権を得ました。
練習したことをコート上で出すことはできましたが、まだまだ徹底することができず、接戦をものにできなかったことが反省点なので、もう一段階も二段階もレベルアップすることを目指します!
【男子】2回戦 対平工業 127-41 準決勝 対東日大昌平 48-63 順位決定戦 対磐城桜が丘 81-92
【女子】1回戦 対福島高専 104-15 2回戦 対磐城桜が丘 49-53 敗者復活戦 対平商業 75-34 順位決定戦 対いわき湯本 77-19
8月23日・24日に、俳都・松山で行われた俳句甲子園の全国大会に出場してきました。結果は、予選リーグ1勝2敗で、惜しくも決勝トーナメントには進めませんでした。しかしながら、会場は幸運にも審査委員長が夏井いつき先生で、直々に句を評価していただくことができました。また、大会全体の総句数1800句あまりの中から13句しか選ばれない優秀賞に、3年の吉村優菜さんの句が選出され、審査員の神野紗希先生から直筆のメッセージが入った句集を頂戴しました。全国の俳句仲間達とも交流を深めることができ、有意義な時間を過ごすことができました。来年も松山の地を訪れることができるよう、一層努力していきたいと思います。
8月23日(土)けんしん郡山市民文化センターにおいて第68回東北吹奏楽コンクールが開催され、
本校吹奏楽部は金賞受賞、さらに全国大会出場を決めました。
最後まで集中力を切らさず、堂々とした演奏で「磐高サウンド」を響かせていました。
第73回全日本吹奏楽コンクールは、10月19日(日)に宇都宮市文化会館で行われる予定です。
県大会同様、今大会でも多くの保護者の皆様、OBOGの皆様の応援を賜りまして誠にありがとうございました。
支えてくださる方への感謝の思いを演奏に込めて、これまで全員で作り上げてきた音楽を思う存分演奏できるように、
全国大会まで引き続き練習を重ねていきたいと思います。
今後もより一層のご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
8月16日(土)~18日(月)3日間にわたって、東日本大震災・原子力災害伝承館で国際STEAMワークショップin Fukushima2025が開催されました。このワークショップは、高校生が国内外の第一線で活躍する研究者や技術者と直接対話し、研究や仕事の面白さに触れて、さまざまなキャリアの可能性を知り考えていく機会となるワークショップです。これまでは理系女子を増やしていこうという目的で、女子生徒のみを対象として開催されてきましたが、今年から男子生徒も参加できるようになり、多くの国内外の男女の高校生が双葉の地に集まりました。海外からは8人、県外から17人、県内からは37人の高校生が参加し、本校からは4人の生徒が参加しました。
初日の午前中は双葉産業交流センターで特別講師やメンターの先生たちの講演後に、後援会の内容をテーマとしたグループディスカッションを9班(男女別)で行いました。午後はグループディスカッションの成果を各班が発表した後、東日本大震災・原子力災害伝承館を視察しました。夕方にはレセプションが行われ、参加者同士が食事をしながら交流を図りました。
2日目の午前中は各メンターからの講演後、9班(男女混合)に分かれて班ごとのテーマによりグループディスカッションを行いました。午後はグループディスカッションの成果発表後に、ラウンドテーブルディスカッションとしてアドバイザーの先生方やメンターとの質疑応答を行いました。夕方には復興に貢献する地元企業の1つである浅野撚糸株式会社の視察をしました。2日間を通して同時通訳がなされていたり、言語変換機なども準備されていたりしたので海外の方との共通理解や意思疎通に関する面での心配は皆無でした。参加生徒達はこの2日間を通して、研究者の方々に考え方や行動様式に共通点があることに気づくことができました。
3日目は希望者による福島第一原子力発電所の視察が行われました。本校生は3人の生徒が視察に参加しました。まず東京電力廃炉資料館で、事故の経緯や現段階までの廃炉作業の進捗状況の説明を受けました。廃炉進捗状況の説明の中で2号機から取り出すことができた燃料デブリのレプリカが提示されましたが、それは砂の一粒(約1g)ぐらいでした。燃料デブリの全量は800tなので、全量を取り出すには気の遠くなる時間が必要であることを参加者一同が実感しました。福島第一原子力発電所にはバスで移動し1号機から4号機の建屋を間近に見学することができました。建屋解体作業で汚染物質が大気中に飛散しないようにするためのカバーが建設中で、カバー建設や建屋解体作業はすべて遠隔操作による作業だという説明がありました。敷地内は発電所内で発生した汚染水を保管しておくためのタンクが1000以上あり、汚染水に含まれているトリチウム以外の放射性物質は浄化して、トリチウムについては海水で希釈して海洋に放出しているとのことでした。人類の技術の最先端を結集させながら、廃炉作業が少しずつ進んでいることを知ることができた見学会でした。
※処理水について詳しく知りたい人は『処理水ポータルサイト』をご覧ください。
7月25日(金)~7月28日(月)、福井県敦賀市で開催された国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukui 2025 に、本校から3名の生徒が参加しました。OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)が主催する、国内外の女性プロフェッショナルと交流しながら自分の将来について考えたりディスカッションするイベントです。今回は福井、東京、大阪、福島の女子高校生が参加しました。
ワークショップは、25日夕方、NEA事務局長マグウッド氏と原子力委員会の上坂委員長の挨拶から始まるレセプションで開幕しました。高校生たちが、年上の現役女性研究者と積極的に話をする姿が見られました。海外からのゲストも多数なので、その方たちとは英語で頑張って会話します。
26日から本格的にワークショップが始まりました。研究者の方の講演を聞いたり、グループに分かれて自分の現在・将来を共有するセッションが行われました。海外ゲストもメンターとしてグループワークを引っ張ってくれます。将来、震災の伝承に関わりたいと考えている本校生は、他県の生徒に原子力や災害に関する質問をする中で、福島と他県の高校生には意識の持ち方や考え方に違いがあることに気づいたそうです。
27日は、マグウッドNEA事務局長・上坂原子力委員会委員長と高校生たちのセッションが行われ、女子の理系選択者がまだまだ少ない、ということがOECDのデータとともに示されました。また、昨日のセッションを継続して自分たちの将来について各グループごとに考えたことをポスターにまとめ、発表会が行われました。各グループ違った形式の発表となり、とても興味深い発表会でした。ワークショップ自体はこの日に終了で、最後に一人ひとりに修了証書がマグウッド氏から手渡されました。
28日は、原子力研修センターおおい(エルガイアおおい)の見学です。ここには、廃炉になった原子力発電所と同型のコントロール・コンソールが設置されていて、今回はそれを使って運転員の方に様々な状況の操作シミレーションを見せていただきました。疑問点を次々に係の方に質問したり、制御棒を動かすスイッチ(本物に限りなく近いもの)を押したり、異常事態発生時の最終判断をする際のやり取りを実践したり、とあっという間に時間が過ぎてしまいました。原子力発電所で実際に行われている安全対策を見ることができる貴重な機会でした。
生徒たちは、この会を通して、福島の「中」と「外」では災害や原子力についての考え方にかなり差があることを実際に感じることができました。また、エネルギーという切り口からはもちろんですが、多方面から原子力の役割について考えさせられたようです。最後に、今回、生徒たちを指導してくれたメンターの方々からアドバイスされたことと、参加した生徒の感想で最初に出た言葉が同じでした。それは「英語はやっぱり大事。使えて損することはない!!」同時通訳は入っていたものの、海外ゲストの講演は英語であったこと、発表は英語で行われたことからこのような感想になりました。自然に使いこなせるようにはならないので、努力しましょう!!
追記:来年も場所は未定ですが、同様の取り組みが行われる予定です。この記事を読んで興味を持った1・2年生の女子生徒諸君、応募は5月を予定していますので頭に入れておいてください。
8月7日(木)・8日(金)の2日間にわたり、ふたば未来学園高校で県WWL高校生国際サミットが開催されました。このサミットは、国内外の高校生が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地で、地域再生のあり方を考える取り組みです。このサミットのために昨年度からALゼミが開かれていて、本校からは教員3名、生徒2名が参加していました。
初日は震災の伝承施設をめぐるツアーがあり、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構の請戸小学校校舎を見学しました。
2日目は「復興と伝承」「人間科学と文化」「環境共生」「社会経済システム」「多様性・平等・社会的包摂」の5ゼミ・10グループでセッションを行い、40年後の自分たちへのメッセージ「2065 私たちの手紙」をつくり、ステージ発表しました。
ところで、「国際サミット」というからには、このセッションで使われた言葉が気になりませんか?
答えは・・・もちろん英語!(ただし日本語・ボディランゲージを交えたり、もあり)多少のわからなさはAI等でカバー。中にはトリリンガルの海外ゲストもいて、びっくりしたり・・・。文化がまったく違う人たちと、どうやって分かり合うのか、とても勉強になったと思います。また、主体的・対話的な学びの先にある「深い学び」について、OECDの田熊さんからアドバイスがありました。
今回の経験を通して、生徒たちは自分の学びを深めていく方法、教員は総合的な探究の時間の運営方法を、獲得、もしくはヒントを得ることができました。このような取り組みが一度で消えてしまうのはもったいないので、ぜひ形を変えて次年度以降も継続していきたいと考えています。