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研究開発部・医学コース・図書館部のコラボ企画
10月15日(水)総合的な探究の時間で、難関大学、特に医学部への進学を目指す生徒の知的好奇心と論理的思考力を高めるため、「医学部受験者入試対策Discussion」がスタートしました。
研究開発部、医学コース、図書館部が連携した企画で、医学コースの3年生約15名が参加しました。
初回テーマは「倫理」と「生命」に関わる問題
記念すべき第1回目のテーマは、近年注目度が高まっている「着床前診断と出生前診断」でした。
参加生徒たちは、事前に図書館部が準備した資料や、研究開発部が収集した最新の情報を元に、それぞれの診断の技術的な側面から、社会的・倫理的な問題点に至るまで、深く掘り下げて話し合いました。
「命の選別と言えるのか」「親の自己決定権の範囲はどこまでか」「医療従事者としてどう向き合うべきか」など、一歩踏み込んだ議論が展開され、会場は終始、積極的に意見が交わされる白熱したディスカッションの場となりました。
参加生徒の「気づき」
参加した生徒からは、この議論が非常に有意義であったという声が寄せられました。
「これまで医療系の話題について深く、自分の意見を持って話す経験がなかったので、大変良い時間となりました。」
「他者の多様な意見を聞くことで、自分の倫理観を見つめ直す良い機会になりました。単なる知識の確認ではなく、価値観をぶつけ合うことができて有意義でした。」
今後の予定
このディスカッション企画は、今後も医学部入試の面接や小論文で問われる、現代医療の重要課題をテーマに継続していく予定です。生徒たちが、未来の医療人として必要な深い洞察力と倫理観を育むことを期待しています。



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9月11日(木)前期期末考査3日目終了後に、いわき市医師会長である齊藤道也先生をお招きし、2年次から医学コースを希望する1年次生を対象としたいわき市医師会長講話を実施しました。
齊藤先生の「It's our pleasure ,grow together!」という言葉からスタートした今回の講話。常に患者さんから学ぶ姿勢を大切にしておられる齊藤先生から、将来医師を目指す1年次生に沢山の熱いメッセージをいただきました。


特に、
「疾病を起こさない社会を創ることが一番大切」
「人の弱さを知っている人ほど医師に向いている」
「高校で経験したことは何1つ無駄なことはない」
「明確な目標を立てると今日やることが分かる」
「幸せとは、”健康”+”○○”」
という先生の言葉は生徒の心に大きく響いたようでした。
多死社会、人口減少、介護需要の増加、医師不足…、さまざまな社会背景の中で、自分はどのような医師になりたいのか?
本校医学コースでは、対象生徒1人1人がこれから求められる医師像について自問自答する機会を充実させていきます。
お忙しい中、御講話いただきました齊藤道也先生、あらためてありがとうございました。
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6月6日(金)、1年次生に向けた医学コースについてのガイダンスを開催しました。

今回のガイダンスでは、常磐病院より乳腺・甲状腺センター センター長 尾崎章彦先生をお招きし、今、現場で起きていることや医師に求められるものについてのご講演をいただきました。尾崎先生からは医療の世界は今までのような安全なキャリアでは無くなりつつあることや変化の中で、新しいことに取り組んでいくことが求められていくというお話をいただきました。AIの進化と人口動態を念頭において、地域の実情に合わせてどのように社会貢献するかが大切になるようです。
続いて、教頭先生からは、医学部医学科について、過去の合格実績や入試制度のほか、学費に関する説明がありました。
最後にいわき市保健福祉部 医療対策課の馬目様、森様より福島県で行っている支援制度とは別枠になる、いわき市独自の政策「病院医師奨学金支援制度」に関する説明がありました。

ガイダンス終了後も、尾崎先生に質問をする生徒の姿がありました。生徒は「勉強において、予習と復習どちらを重視すべきか」、「先生は専門分野をどのような経緯で選択したのか」などを質問していました。

今回のガイダンスを通して、医学についての理解が深まり、医学コース選択の意味を理解することができたようです。
今回のガイダンスの開催にあたりまして、尾崎先生やいわき市保健福祉部 医療対策課の馬目様、森様にご協力いただきました。厚く御礼申し上げます。
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令和7年4月23日(水)6・7校時に、駿台予備学校仙台校 森裕司先生をお招きして、本校2年次生、3年次生の医学コースの生徒それぞれを対象に医学部対策講座を実施しました。
3年次生を対象とした7校時の講座では、「医学部合格への道」と題して、医学部医学科のある大学と入試スケジュール、共通テストの目標得点率と各教科で求められる力、面接形式、そして、合格する生徒に共通する取組例を丁寧に説明していただきました。
参加した生徒達は「なぜ医学部を目指すのか」という自分自身への問いとあらためて向き合い、その実現のための手立てをイメージする貴重な時間となったようです。


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本校では、令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のために様々なプログラムを展開しています。
3月22日・23日 代々木ゼミナールから講師をお迎えし、2年次生を対象にしたハイレベル課外(数学・英語)が実施されました


大学入試共通テストまで
あと298日!
令和7年度も、
充実したプログラムで生徒をサポートする
「磐城高校医学コース企画」乞うご期待!
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市内3つの病院と、いわき市地域医療対策課のご協力のもと「2年次医学コース病院見学」が実施されました 
12月26日(木)いわき市医療センター
ヘリポートにて
●福島県、いわき市の医療課題、先進医療についてマナブ
医師として、一人の人間として、どんな人生を歩むか・・・考える機会になりました
●他では経験できない領域「病理診断」「細胞診断」の方法についてマナブ




12月27日(金)福島労災病院
●麻酔科(心肺蘇生、気管挿管体験)



●脳神経外科(脳動脈瘤クリッピング術体験)


●呼吸器外科(腹腔鏡手術体験)



●消化器外科(胃、大腸内視鏡体験)*内視鏡経験10年目?!って腕前のツワモノ現る!


●医療体験終了証書授与 「この体験を通し、医師の仕事のイメージを膨らませて下さい(院長先生)」「立派な優しいドクターに!一緒に働きましょう!(副院長先生)」


1月7日(火)常磐病院
●感染管理についてマナブ 感染流行の予防を目的とする医療安全管理体制について学び、本気の手指消毒を体験!




●手術支援ロボット「ダヴィンチ」操作についてマナブ


●院内見学で命の現場をマナブ


いわき市医療センター、福島労災病院、常磐病院の皆さま
今回の病院見学に際し、多大なるご配慮とご協力、丁寧なご指導をいただき誠にありがとうございました。
この貴重な経験をもとに、いわき市の地域医療に貢献できる医師を目指し励んでいきます!
2025年もイベント目白押しの医学コース企画 乞うご期待!
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2025年の幕開け
本年も「磐高LIFE」を発信して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
12月27日(金)、本校化学実験室にて医学コース『外科医から学ぶ縫合体験』を実施し、1年生18名が参加しました。講師に澤野豊明先生(公益財団法人ときわ会常磐病院外科診療副部長)と小鹿山陽介先生(公立藤田総合病院外科、本校OB)にお越しいただきました。縫合体験に先立ち、実際の手術の動画解説、縫合の種類とそのやり方について実演していただきました。その後、生徒は単結節縫合、垂直マットレス縫合、真皮埋没縫合に取り組みました。当初は縫合に苦戦していましたが、お二人の先生による丁寧な御指導により、全ての縫合を習得することができました。更に腹腔鏡手術練習キットでの縫合にも悪戦苦闘しながら取り組み、全員が縫合することができました。今回の縫合体験をとおし、生徒は医師のやりがい、患者の命を預かる責任の重さを深く学ぶことができました。また、縫合体験の開催にあたり、ときわ会常磐病院、公立藤田総合病院、いわき市地域医療課にご協力いただきました。厚く御礼申し上げます。
縫合解説 縫合実演


縫合実技 腹腔鏡実技


受講生代表、御礼の言葉 ときわ会常磐病院 救急車両「DMATカー」


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本校では令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のために様々なプログラムを展開しています。
冬季休業中の医学コースはイベント目白押し!
12月26日(木)12月27日(金)1月7日(火)2年次生対象「市内病院見学」 
12月27日(金)1年次生対象「外科医から学ぶ縫合体験」

12月26日(木)いわき市医療センターの院内見学では、屋上ヘリポートを見学 
山P、ガッキーになった気分( ´∀` )♬
※いわき市医療センター様の許可をいただき、十分に安全を確保しながら撮影しております

各イベントの詳細は近日公開!!!
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11月15日(金)いわき市の地域医療を支える「先輩」にイロイロ聞いちゃおう!



本校では令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のために様々なプログラムを展開しています。
本日は1年次生対象に「令和6年度 研修医との懇談会」が行われました。



いわき市医療センター勤務 洪先生、ときわ会常磐病院勤務 関口先生、福島労災病院勤務 新井先生をお迎えして行われた懇談会
高校時代の勉強法や医学部受験のお話、
研修医として実際に病院に勤務し、実務経験を積んでいる「今」について貴重なお話を伺うことができました。

近い将来、同じ仕事を志す後輩たちの背中を押す立場になるであろう皆さんを応援します!
今後もイベント目白押しの医学コース企画乞うご期待!
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9月12日(木)
「医学部進学はゴールではない!」
「一刻も早く、いわき市で活躍する医師に!!」

本校では令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のための様々なプログラムを展開しています。
本日は「医学コース」を希望する1年次生対象に「令和6年度 いわき市医師会会長講話」が行われました


いわき市医師会会長 齊藤 道也先生(みちや内科胃腸科院長)
常識は常に変化し、価値観が多様になっている今、どんな意志を持って仕事をするか?医師になるイメージを常に持ち、先の目標を明確にすること。
自分の力を信じて前に進もう!
「自分や自分の家族が病気になったときに受けたい医療を」
労災病院 呼吸器外科 平井 文子先生
ご自身が医師になるまでの道のり、医師としての日常の仕事内容や最先端の手術の方法などについてお話をいただきました。
【生徒たちの感想】
「医学部進学を志したばかりで迷いがあったが、福島県に貢献できる医師になりたいという思いが強くなりました」
「患者さんの意思を尊重し、その方の人生の終わりに寄り添う覚悟を持つことが大切」
「医療の道の厳しさ、楽しさについてお話いただき、背中を強く押される講話でした」
「進む道を決めるきっかけはささいなこと。それを大切に。という言葉で勇気が出ました」
齊藤先生、平井先生から熱いエールを受け取った1年次生でした
引き続き、充実したプログラムで生徒をサポートする「磐城高校医学コース企画」乞うご期待!!!
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8月19日(月)夏休みも残すところあと1日
本校では令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のために様々なプログラムを展開しています。
本日は代々木ゼミナールから講師をお迎えし、医学コース3年次生対象「小論文・面接講習会」が行われました





「大学入学共通テストまであと5か月!二次試験まで6か月!」
あっという間に、勝負に備える受験生の秋がやってきます
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6月14日(金)
本校では令和4年度より「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のための様々なプログラムを展開しています
本日は1年次の生徒・保護者対象にコース選択のためのガイダンスが行われました。

常磐病院 尾崎 章彦医師による講演では、「医師」という仕事について様々な角度からお話をいただくことができました
国内大学の最高峰東京大学において最難関の理科三類に入学し、医学部を卒業された尾崎先生
生徒たちから、「数学の勉強はどのように取り組んでいましたか?」「効率的に勉強をする方法は?」などなど、様々な質問が飛び交いました。



「勉強は可能性を広げる」
「キャリアをつかむため、広い視野を持とう」
「厳しい道のり」であることは百も承知。
仕事=人生と捉え、達成感を感じるやりがいのある人生を創ることは、いわき市の福島県のwell-beingの実現につながる…
地域医療を継ごうとする生徒たちの背中を押す貴重な時間となりました



その他、本校より医学部医学科の合格実績と医学コースプログラムについて、いわき市保健福祉部医療対策課より奨学金制度について説明を行いました。

今年度も、充実したプログラムで生徒をサポートする「磐城高校医学コース企画」乞うご期待!!!
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