「大喜利」で学ぶ地域課題探究特別講座を開催しました!
2025年11月21日 10時00分本校では1年次の「総合的な探究の時間」に「企業課題探究」という地元の企業の課題を発見し解決を目指す活動を行っています。
11月17日(月)に、その企業課題探究活動の特別編ということで、放送作家としてご活躍されている倉本美津留さんをお招きし、地域企業の課題について、「大喜利」の手法を用いて考える特別講座を開催しました。
倉本美津留さんは「M-1グランプリ」や「ダウンタウンDX」などの有名番組を制作し、さらに、今では誰でも知っている「フリップ大喜利」「写真で一言」などのバラエティー手法を生み出した方です。
特別講座は2部編成で行われ、前半部分では倉本さんから「お笑い」の視点や手法について、実践を交えながら講演を行っていただきました。
誰もが知っていることを常識を飛び越える「"飛"常識」の視点で考えることが大切であることやお笑いの"コツ"などを倉本さんの豊富なご経験を交えながらお話しして頂きました。
後半部分では、1年次の「企業課題探究」で実際に地元企業13社から寄せられた課題を倉本さんが「大喜利のお題」に変えて、代表生徒54名がそれぞれ回答する大喜利体験を行いました。
例えば…いわき市役所さんから寄せられた課題は「いわき市は来年10月に市制施行60年をむかえます。そこで、高校生の皆さんには『10年後のいわき』について考えて頂き、自分のあり方・生き方を見つめて頂きたいと考えています。」というものでした。
こちらの課題を倉本さんに大喜利のお題として考えて頂くと…「あなたは予知能力者です。10年後のいわきのことを教えて下さい。」となりました!
生徒たちの回答は…「逆に めっちゃ農村」「フラおじさんが”フラフラおじいちゃん”になっている」「ハワイアンズが人気となり事業拡大の結果いわきの4分の1が敷地になる」「全員名字が”磐城”」
大喜利体験に戸惑う生徒もいましたが、倉本さんの講演で学んだ視点を活かした個性の光る回答ばかりでした!
この特別講座で学んだことを「企業課題探究」の発表はもちろん、普段の生活にも「WARAI(”WAR(争い)"を”AI(愛)”に変える”笑い”)」の視点を活かしてほしいと思います。
倉本美津留さんをはじめ、企画・立案・運営にかかわって頂いた株式会社アール・イーの皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。