3.11 メモリアル"Re-Dit" ミーティング2024 に参加しました
2025年2月6日 08時17分1月31日(金)~2月1日(土)、宮城県多賀城高校で開催された「3.11 メモリアル"Re-Dit" ミーティング2024」に1年次生2名が参加し、全国から集まった高校生と意見交換・ポスターセッションを行いました。
1日目は、国土交通省東北地方整備局・日野口巌様からの基調講和『「公助」から考える自助・共助ー「伝災」が次の防災減災を生むー』の後、講話内容を踏まえたグループワークを行いました。その後、多賀城高校生徒の案内で、校地内に移設された実際に使用された仮設住宅を見学しました。
2日目は、ポスターセッションと多賀城高校生徒による津波伝承まち歩きスタディツアー。
本校生のポスターのテーマは『「今」を伝える』。7月に行った津波被災地区探究をさらに深めた調査活動を行い、市内において被災地学習の様子に差があること・災害についての関心に温度差があることから、自分たちが地域の「今」を伝えるために何ができるのかを考えました。100以上のポスターの展示・発表が行われ、会場が熱気に包まれる中、1月20日に参加した高校生語り部交流会での学びを加えた発表となりました。他校の探究活動の様子を知ることができ、とても学びが多い時間となりました。
午後は多賀城高校の災害科学科生徒によるまち歩きツアーです。電柱に設置された津波の到達点指標(多賀城高校生徒が設置)をたどりながら、実際にどのくらいまで津波が押し寄せたのかを追体験しました。途中に歌で有名な「すえの松原」(→なみこさじとは、と歌によまれます)があり、約1000年前の貞観地震・東日本大震災で本当に波が来ていないことを確認しました。
多数の高校生と意見交換でき、探究活動の楽しさや奥深さを知ることができました。この経験を2年次における探究活動に生かしていくとともに、来年度の1年次生と連携した活動も考えていきたいと思います。