自然科学部

県WWL高校生国際サミットに参加しました

2025年8月12日 11時31分

8月7日(木)・8日(金)の2日間にわたり、ふたば未来学園高校で県WWL高校生国際サミットが開催されました。このサミットは、国内外の高校生が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地で、地域再生のあり方を考える取り組みです。このサミットのために昨年度からALゼミが開かれていて、本校からは教員3名、生徒2名が参加していました。

初日は震災の伝承施設をめぐるツアーがあり、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構の請戸小学校校舎を見学しました。

2日目は「復興と伝承」「人間科学と文化」「環境共生」「社会経済システム」「多様性・平等・社会的包摂」の5ゼミ・10グループでセッションを行い、40年後の自分たちへのメッセージ「2065 私たちの手紙」をつくり、ステージ発表しました。

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ところで、「国際サミット」というからには、このセッションで使われた言葉が気になりませんか?

答えは・・・もちろん英語!(ただし日本語・ボディランゲージを交えたり、もあり)多少のわからなさはAI等でカバー。中にはトリリンガルの海外ゲストもいて、びっくりしたり・・・。文化がまったく違う人たちと、どうやって分かり合うのか、とても勉強になったと思います。また、主体的・対話的な学びの先にある「深い学び」について、OECDの田熊さんからアドバイスがありました。

今回の経験を通して、生徒たちは自分の学びを深めていく方法、教員は総合的な探究の時間の運営方法を、獲得、もしくはヒントを得ることができました。このような取り組みが一度で消えてしまうのはもったいないので、ぜひ形を変えて次年度以降も継続していきたいと考えています。