本校では1年次の「総合的な探究の時間」に「企業課題探究」という地元の企業の課題を発見し解決を目指す活動を行っています。
11月17日(月)に、その企業課題探究活動の特別編ということで、放送作家としてご活躍されている倉本美津留さんをお招きし、地域企業の課題について、「大喜利」の手法を用いて考える特別講座を開催しました。
倉本美津留さんは「M-1グランプリ」や「ダウンタウンDX」などの有名番組を制作し、さらに、今では誰でも知っている「フリップ大喜利」「写真で一言」などのバラエティー手法を生み出した方です。
特別講座は2部編成で行われ、前半部分では倉本さんから「お笑い」の視点や手法について、実践を交えながら講演を行っていただきました。
誰もが知っていることを常識を飛び越える「"飛"常識」の視点で考えることが大切であることやお笑いの"コツ"などを倉本さんの豊富なご経験を交えながらお話しして頂きました。
後半部分では、1年次の「企業課題探究」で実際に地元企業13社から寄せられた課題を倉本さんが「大喜利のお題」に変えて、代表生徒54名がそれぞれ回答する大喜利体験を行いました。
例えば…いわき市役所さんから寄せられた課題は「いわき市は来年10月に市制施行60年をむかえます。そこで、高校生の皆さんには『10年後のいわき』について考えて頂き、自分のあり方・生き方を見つめて頂きたいと考えています。」というものでした。
こちらの課題を倉本さんに大喜利のお題として考えて頂くと…「あなたは予知能力者です。10年後のいわきのことを教えて下さい。」となりました!
生徒たちの回答は…「逆に めっちゃ農村」「フラおじさんが”フラフラおじいちゃん”になっている」「ハワイアンズが人気となり事業拡大の結果いわきの4分の1が敷地になる」「全員名字が”磐城”」
大喜利体験に戸惑う生徒もいましたが、倉本さんの講演で学んだ視点を活かした個性の光る回答ばかりでした!
この特別講座で学んだことを「企業課題探究」の発表はもちろん、普段の生活にも「WARAI(”WAR(争い)"を”AI(愛)”に変える”笑い”)」の視点を活かしてほしいと思います。
倉本美津留さんをはじめ、企画・立案・運営にかかわって頂いた株式会社アール・イーの皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。



AIの進歩がすごいです!GoogleのAIであるGeminiを使って、自習教材を自作できますよ。
英語のアウトプット練習として、和文英訳を自習できる教材の作り方を紹介します。
1. まずGoogleのブラウザChromeを開き、検索窓などからGeminiを起動します。
2. 左上のメニューを開き、「Gemを表示」をクリック

3. 開いた画面の右下の青い「Gemを作成」をクリック

4. 新しいGemの 名前・説明・カスタム指示 に右下のように入力

5. 右側にある「保存」を押すと、メニューに「和文英訳練習」が表示されます

6. これをクリックして、さっそく試してみましょう。まず入力欄に「start」とか入れて、Enterキーを押す
7. 出題が始まるので、英文を考えて入力し、Enterを押します

8. すると、添削・解説してくれて、次の問題が出題されます。

こんな感じで、家庭でも好きなだけ練習できますよ。
AIは学校で一斉に使うより、各自が家庭で自分のペースで(爆速で)進めたほうが効果的だと思います。
ぜひぜひ、試してみてください!!
本校では令和4年度より、「医学コース」を設置し、医学部医学科を目指す生徒のために様々なプログラムを展開しています。その一環として11月14日(金)、本校百年記念館にて1年次生を対象とした「令和7年度 研修医との懇談会」が行われました。
講師としていわき市医療センター勤務 庄司先生 ときわ会常磐病院勤務 内先生 福島労災病院勤務 吹谷先生をお迎えしました。日頃、医療従事者と接する機会が少ない1年次生ですが、研修医の方々に様々な質問を投げかけていました。
また、講師の先生方3名中2名は磐城高校卒業でした。高校時代の勉強法はもちろん、研修医になるまでに大変だったことや、勤務経験を重ねている中で感じたことなど、普段では聞くことができないお話も聞かせていただき、生徒たちは刺激を受けていました。



貴重な時間を割いて、お話いただいた講師の先生方、ありがとうございました。
令和7年11月14日にシェイクアウト訓練と火災が発生したと仮定した避難訓練が行われました。最初にシェイクアウト訓練を行いました。大地震が発生したことを想定して、机の下に頭部を隠して保護するなど、とるべき行動について一つ一つ確認しました。シェイクアウト訓練は生徒に加えて、職員室の先生方も参加しました。
続いて、避難訓練です。今回の訓練では、火災の発生場所を「情報処理室」と想定し、生徒たちは一連の避難行動を実践しました。この出火想定は、電子機器の集中と配線の安全管理の重要性を再認識することを目的としています。タコ足配線やホコリの蓄積によるトラッキング現象が原因で大きな火災につながる事例も見られます。特にこれからの季節は空気が乾燥し、一度火災が発生すると燃え広がりやすくなります。生徒たちは、真剣な表情で訓練に参加していました。災害を起こさないことが第一です。コンセント周辺の掃除も徹底して火災の未然防止に努めていきましょう。

1年次の国語で「短歌」についてグループで調べたり鑑賞したりしたことを、Canvaで発表する授業を行いました。多くの時間は取れませんでしたが、図書館の資料やインターネットを使ったり、スライドを共有して話し合いながらデザインしたり、メモやタイマー機能を使って発表の練習をしたりできました。振り返りでは、主体的に取り組んだことで鑑賞が深められたという感想や、他の班の工夫への気づきなどが見られました。




10月19日(日)、宇都宮市文化会館にて第73回全日本吹奏楽コンクールが開催されました。

磐城高校吹奏楽部は東北地区代表として出場し、前半の部で銅賞を受賞しました。
課題曲のマーチ「メモリーズ・リフレイン」、自由曲の「パガニーニ・ロスト・イン・ウインド」を全国の檜舞台で堂々と、また楽しんで演奏していました。
部の目標としていた金賞には及びませんでしたが、この一年間の集大成となる「磐高サウンド」を指揮者・演奏者が一丸となって奏でることができた12分間でした。
これまでお支えくださいましたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

令和7年度 「磐城高校授業公開週間」における授業公開について、11月4日(火)から11月7日(金)の期間において実施要項の通り実施いたしますので、この機会に多数の方々によるご参観をお願い申し上げます。
07_磐城高校授業公開週間について.pdf
バスケ
10月18日(土) 2025東京デフリンピック(聴覚に障害のあるアスリートのオリンピック) バスケットボール日本代表の越前由喜選手(福島教員A)、いわき市出身の山田洋貴選手が所属するデフバスケチーム「scratch」との練習試合を行いました。
越前先生は福島教員チームにも所属しており、全日本教員大会でも優勝しています。生徒たちは、ゲームの中でスクリーンプレイなどの動きのメリハリやドライブの方向、シュートに対する意識について直接ご指導いただき、大変刺激を受けたようです。
デフリンピックのバスケットボール競技は11月18日から始まります。応援しています!

また、10月12日(日)にはリズムトレーニングの講習も行いました。さまざまなアプローチをしながらバスケットボールを楽しんでいきます!


令和7年10月17日(金)、本校職員のほか、2名のPTA役員の方にも参加していただき、第2回学校倫理委員会を開催しました。1班4~5人に分かれ、「わいせつ行為」、「体罰・パワーハラスメント」、「公金等の不適切処理」、「個人情報の流出」、「飲酒運転」の具体的な不祥事の事例をもとに、問題点と適切な対応、予防策について意見を交換しました。




日頃から生徒達に「対話の大切さ」を説いている職員にとって、このようなグループワークはまさに得意分野。どの班も活発な意見が飛び交い、各事例が起きるに至った背景や教師がとるべき対応について、様々な視点から再確認することができました。
活動の最後として、「不祥事を起こさないために普段からすべきことは何か」を共通テーマに、各班ごとに具体的な取り組みをA3用紙にまとめました。本日の話し合いの結果はデジタルデータにしてとりまとめ、全職員で共有する予定です。
本校では今後も職員同士の対話を大切にし、不祥事根絶のため、当事者意識と同僚性を高める取り組みを行ってまいります。
医
研究開発部・医学コース・図書館部のコラボ企画
10月15日(水)総合的な探究の時間で、難関大学、特に医学部への進学を目指す生徒の知的好奇心と論理的思考力を高めるため、「医学部受験者入試対策Discussion」がスタートしました。
研究開発部、医学コース、図書館部が連携した企画で、医学コースの3年生約15名が参加しました。
初回テーマは「倫理」と「生命」に関わる問題
記念すべき第1回目のテーマは、近年注目度が高まっている「着床前診断と出生前診断」でした。
参加生徒たちは、事前に図書館部が準備した資料や、研究開発部が収集した最新の情報を元に、それぞれの診断の技術的な側面から、社会的・倫理的な問題点に至るまで、深く掘り下げて話し合いました。
「命の選別と言えるのか」「親の自己決定権の範囲はどこまでか」「医療従事者としてどう向き合うべきか」など、一歩踏み込んだ議論が展開され、会場は終始、積極的に意見が交わされる白熱したディスカッションの場となりました。
参加生徒の「気づき」
参加した生徒からは、この議論が非常に有意義であったという声が寄せられました。
「これまで医療系の話題について深く、自分の意見を持って話す経験がなかったので、大変良い時間となりました。」
「他者の多様な意見を聞くことで、自分の倫理観を見つめ直す良い機会になりました。単なる知識の確認ではなく、価値観をぶつけ合うことができて有意義でした。」
今後の予定
このディスカッション企画は、今後も医学部入試の面接や小論文で問われる、現代医療の重要課題をテーマに継続していく予定です。生徒たちが、未来の医療人として必要な深い洞察力と倫理観を育むことを期待しています。



吹奏楽
10月19日(日)に宇都宮市文化会館にて開催される第73回全日本吹奏楽コンクールへの出場にあたり、9月25日(木)にいわき市議会、10月7日(火)にいわき市長へ表敬訪問しました。
9月25日(木)、いわき市議会にて本校吹奏楽部のための激励会が開催されました。部長が大会の抱負を述べると、永山宏恵議長と小野茂副議長から激励金をいただきました。

10月7日(火)には、いわき市長へ表敬訪問しました。内田広之市長から部長・副部長に対して、全国大会への意気込みや、学業と部活の両立についてなどご質問がありました。市長から熱い応援をいただき、最後に記念写真を撮影しました。

全国大会を目前に控え、「全国金賞」という部活動の目標達成のためだけでなく、応援してくださる皆様への感謝の気持ちを込めて、全力で音楽に向き合いたいと思います。そして、全国にいわき市の名を馳せるべく、堂々とステージへ臨めるように大会まで精進してまいります。
10月6日(月)、講師に内堀雅雄知事をお招きし「福島県総合計画に関する特別授業」が行われました。参加者は2年次生の希望者50名と3年生の「もなか愛ス」開発者の4名です。この講座は、県の最上位計画である「福島県総合計画」について理解を深めるための取り組みで、参加生徒たちは真剣な眼差しで内堀知事の話を聞いていました。
授業は総合計画のポイントやキーワードについて、内堀知事と参加生徒の対話形式で進められました。特に、自分自身の座右の銘を考え、発表する場面では、四字熟語ではなく、自分の言葉で発表する生徒が多いことに内堀知事も驚かれていたようでした。生徒達の発表1つ1つを丁寧に掘り下げて、わかりやすくお話ししていただき、生徒達もとても嬉しそうでした。

講義終了後、3年次生が開発に携わった「もなか愛ス」の試食会も行われました。知事からは「口の中にイチゴの風味が広がります!」という食レポをいただきました。また、同封の恋みくじにも「(コメント文中の)veryがstrawberry(イチゴ)のberryになっているんですね。おもしろい。」というコメントをいただきました。磐城高校生の工夫が伝わった瞬間ですね。ちなみに知事がひいた恋みくじの♥度は「♥♥♡♡♡」でした。

最後は、1人1人とハイタッチをして、講座をしめくくりました。

今回の講座の様子は、10月18日(土)18:55から「ウィークリー県政ニュース」で放送されます。ぜひご覧ください!