SIH NEWS

令和4年度 3年総合的な探究の時間 「地域理解探究」

3年生が4月19日から6回に渡って「地域理解探究」として郷土の研究を行いました。

昨年、一昨年の探究活動を踏まえ、今年度は、①工業・商業・観光、②農業・水産業、③医療・福祉、④自然、⑤歴史、⑥文化・芸術、⑦地域特性(地名・地理的特徴・方言など)のテーマを予め学校で用意し、グループごとに興味・関心や進路希望に基づいて選択し、探究しました。

最後にクラス内で発表会を行い、互いの成果を出し合い、質疑応答も行いました。

これまでの探究活動の反省や成果を活かし、進路先や地元地域、さらには日本、世界で活躍してくれることを期待します。

令和4年度 1年次 津波被災地区探究活動事前学習

6月13日(月)、1~3時間目にかけて

津波被災地探究活動の事前学習が行われました。

 

1時間目は、南体育館において研究開発部から活動内容の説明の後、イノベ機構の担当者の方から福島イノベーションコースト構想についての講義を受けました。その後、タブレット端末の使い方について、情報科の説明を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2~3時間目は、各教室においてタブレットを用いてのスライド作成の練習を行いました。

津波被災地の調べ学習や現地学習において訪問する予定の見学先についての情報を収集しました。

今日の事前学習をもとに、来週22日の現地学習に臨みます。

 

令和4年度 1年次総合的な探究の時間 「医学に関する講演会」

6月16日(木)、本校南体育館にて1年次生徒を対象に「医学に関する講演会」を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度より福島県教育委員会の県立高校普通科の特色あるコース制導入の一環で、本校では医学コースが設定されました。

その第一弾として、この度は講演会を行い、講師には帝京大学大学院公衆衛生学研究科の教授である髙橋謙造教授をお招きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髙橋先生は現在、公益財団法人ときわ会常磐病院の小児科非常勤医師としてもお勤めで、本校第37回卒のOBでもあります。

今回は公益財団法人ときわ会様にご尽力いただき、髙橋先生をお招きすることができました。

「これからの日本を盛り上げて行くには、現場に張り付いて地頭を育てろ」~元湯本の田舎者、元島医者、現大学教員の経験~ と題しまして講演していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学入学に至るまでの経緯や小児科医としてのご苦労、鹿児島の徳之島や海外、さらには厚生労働省でのご勤務など、先生の多様な経験から得られた貴重なお話を聞くことができました。

社会貢献のための人生を基調にお話しくださり、医学コースへの進路選択の参考となるばかりではなく、さまざまな進路を選択する上で、とても勉強になるお話でした。

生徒から多くの質問が出ましたが、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。

 

今後も磐城高校では、生徒の成長の一助となる活動を進めていきます。

 

なお、この事業の実施に当たっては、三菱みらい育成財団様からご支援をいただき、実施しました。

令和4年度進路講演会 「意志の力 夢をカタチにするために」 

5月24日(火)総合的な探究の時間に本校第46回卒のテレビプロデューサーである佐久間宣行さんをお招きして進路講演会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐久間さんはテレビ東京のプロデューサーとして「ゴッドタン」や「ピラメキーノ」などを担当しました。

現在はフリーのテレビプロデューサーとしてNetflixで「トークサバイバー」を配信してランキング1位を達成し、さらに「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティをされていたり、ビジネス書「佐久間宣行のずるい仕事術」を出版されたりするなど多方面で活躍されています。

この度はお忙しい中、進路講演会にて「意志の力 夢をカタチにするために」と題して生徒たちへ講演していただき、さらに生徒からの質問に答えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染防止のため、3年生は南体育館で拝聴し、1・2年生はオンラインで視聴しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒たちは佐久間さんの講演を聴くことで、進路や生き方について刺激を受け、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

今後も生徒の成長に結びつく活動に取り組んでいきます。

 

なお、この事業の実施に当たっては、三菱みらい育成財団様からご支援をいただき、実施しました。

『令和4年度ふくしま創生サミット』 参加

4月28日(木)にオンラインで開催されました、福島県教育委員会主催の令和4年度ふくしま創生サミットへ参加しました。

 

午前中は昨年度の1学年総合的な探究の時間で行った「津波被災地区探究活動」と「企業・研究所訪問研修」、さらに明治大学付属中野八王子高校との震災復興についての交流会を踏まえて、地域課題探究活動の活動報告とグループでの集約と発表を行いました。

午後はふくしまの良さを伝える方法を地区ごとに話し合い、地区ごとに話し合った内容を共有する活動を行いました。

各校の地域探究活動を知り、地域貢献のあり方を考える「主体的・対話的で深い学び」の活動を行うことで、地域課題解決に向けて更に意欲的に取り組むきっかけとなりました。

今後も、各学年・年次の総合的な探究の時間を中心として、地域課題の解決に向けた活動を生徒たちが主体的に取り組めるように進めていきます。

 

1学年 総合的な探究の時間  『いわきアカデミアとの連携によるイノベーション企業・研究所訪問研修 校内発表会』が行われました

12月14日(火)に1学年を対象にした、企業・研究所訪問研修の校内発表会が行われました。

この取組では、企業訪問研修をとおしていわき市の産業・技術等について理解を深めるとともに、企業の課題を知り、その課題解決に向けた探究活動を行うことで、地域課題についての理解と課題解決力を高めることを目的としています。

11月26日の企業での研修内容や発表時に担当の方からいただいたアドバイスなどを踏まえ、企業からいただいた課題解決に向けての仮説や提言の改善を行い、各クラスのグループごとにこれまでの活動内容を発表しました。

今回の発表会では各クラスのグループが7会場に分かれ、それぞれのクラスが訪問した企業の取組や課題、自分たちが課題解決に向けて立てた仮説や提言などを他クラスの生徒に向けて発表しあい、互いのクラスの活動内容を共有しました。

 

      

                        発表会の様子

 

発表会をとおして生徒達は他クラスの活動内容を知るとともに、いわき市内の企業の取組について理解を深め、地域課題について考えることができたようです。

参観いただいた企業の担当の方からは、『課題解決に向けた仮説が具体的で感心した』『発表に対する質問が積極的に出ていて良かった』などの感想をいただきました。

今回の企業研究所訪問研修全体をとおして、生徒達は地域理解を深めるだけでなく、課題解決に向けた調査・研究やディスカッション、資料の作成とったスキルを伸ばすことができました。

次年度の2学年での総合的な探究の時間では、いわき市や浜通りの地域課題解決に向けて取組む活動である「地域探究」を実施予定です。今回の活動で学んだ地域課題や課題解決のためのスキルを活かしながら、活動を深化させていきたいと思います。

1学年 総合的な探究の時間  『いわきアカデミアとの連携によるイノベーション企業・研究所訪問研修』が行われました

11月26日(金)に1学年を対象にした、企業・研究所訪問研修が行われました。

この取組では、企業訪問研修をとおしていわき市の産業・技術等について理解を深めるとともに、企業の課題を知り、その課題解決に向けた探究活動を行うことで、地域課題についての理解と課題解決力を高めることを目的としています。

今回は、いわきアカデミア推進協議会と福島イノベーション・コースト構想推進機構のご支援のもと、いわき市内の14の企業や団体にご協力いただき、活動を行うことができました。

 

         

 

事前に各企業・団体から提示していただいた課題の解決に向けて、各クラスのグループに分かれて活動を行い、企業の訪問の際に、課題解決に向けての提言や仮説について発表を行いました。

 

  

                    企業での発表の様子

 

発表後には企業の担当者からのアドバイスや意見をいただき、生徒達は課題解決に向けての視野を広げることができたようです。

また、企業の取組についての講話や、実際の現場の見学をとおして、いわき市の企業が世界で活躍していること、いわき市には高度な産業、技術があることを知ることができました。

今回の活動では、身近ではありながらもこれまで知ることができなかったいわき市の企業や団体の取組と課題に触れることができ、訪問研修が地域課題について考える貴重な体験となりました。

生徒達は今回の訪問研修でいただいたアイデアやご意見をもとに、12月14日に実施予定の最終発表会に向けて、さらに課題解決に向けた取組を進めていきます。

1学年 総合的な探究の時間 『在京磐高同窓会セミナー(兼イノベーション講演会)』が開催されました

 11月12日(金)に1学年を対象とした、『在京磐高同窓会セミナー(兼イノベーション講演会)』が行われました。

 セミナー(講演会)を通して、グローバルかつイノベーショナルな企業人の取組に触れ、福島イノベーション・コースト構想について理解を深めるとともに、進路意識と職業観を向上させることを目的として開催しました。

 講師には、元フジフイルムホールディングス代表取締役専務であり、本校13回卒の 高橋俊雄 氏をお招きして、ご講演をいただきました。

 「豊かな人生を創るために考えること 《福島イノベーション・コースト構想進展に資する人材育成を目指して》」と題して、高橋氏の磐城高校時代、東大受験、大学生活、富士フイルムでの取組など、高橋氏の豊富な経験に基づく貴重な話を聴くことができ、大変有意義な時間を持つことができました。

 

 

 特に、受験に関する話では、具体的な学習法や学習時間、学習に真摯に取組む姿勢など、これから受験を迎える生徒達にとって大いに刺激になる内容でした。

 また、社会と企業の変革期をリーダーとして乗り越えられた話や、豊かな人生を創るための高校生に向けた話では、これからの職業観や人生観にもつながるテーマであり、熱心にメモを取る生徒の姿が多数見られました。

 生徒達は今回のセミナー(講演会)を通して本校OB の活躍や在京磐高同窓会の取組に触れる貴重な体験ができました。また、生徒達は母校磐高への誇りを持ち、さらには進路選択や職業観、人生観の形成といった今後の生き方の参考になったことと思います。

 なお、今回のセミナー(講演会)開催に当たり御尽力いただきました在京磐高同窓会(会長 鈴木正晃 氏)の星野一路 氏、青木陽子 氏よりセミナー(講演会)の冒頭に在京磐高同窓会について紹介いただき、生徒達は卒業生の活躍や、同窓会による母校発展のための取組を知ることができました。

2学年 総合的な探究の時間『地域探究』全体発表会が行われました

10月25日(月)に2学年を対象にした、地域探究の発表会が行われました。

磐城高校の総合的な探究の時間では、地域理解と地域課題の解決を目標として、3年間をとおした「地域理解探究」を行っています。具体的には、1年次の津波被災地区探究、企業・研究所訪問研修や、2年次の地域探究を探究活動の軸にして、3年次でこれらの探究活動の成果と大学選択や将来の職業といった進路に接続する活動を行います。

地域探究では生徒個人の興味・関心を軸にしながら地域に関わるような課題を設定し、各生徒が解決に向けての調査・研究を行い、課題解決のための仮説を立てたり、また、その仮説の検証を行ったりしました。調査・研究ではアンケートや外部でのインタビュー等生徒が主体的に活動に取組みました。また、発表に向けて、各自がiPadを用いて取組の内容をスライドにまとめました。

 

発表はまず、10月8日に活動グループごとに生徒全員による発表を行い、投票などによって選ばれた活動グループ代表者が今回の全体の発表会で発表を行いました。

 

  

                     グループでの発表の様子

 

  

                       全体発表の様子

 

生徒達は探究活動全体を通して、主体的に課題解決に向けて取組む姿勢を身につけることができたようです。

また、代表者の発表から、生徒達は今まで意識をしてこなかったテーマに関する情報に関心を深めるとともに、生徒一人一人が地域課題について考えるきっかけを得ることができました。