図書館より

3月の図書館展示②

 

 新着図書コーナーで向かいで、現在【覆面展示】を行っています!

 

覆面展示とは?

本の表紙、作品名、作者、あらすじなどを隠し、その作品の冒頭部分(1~2ページ分)のみ提示。

その冒頭部分で「これは!」と思ったものを、選んで借りていく。

本を選ぶ時、どうしても自分の好みの表紙やお気に入りの作者、

ジャンル(ミステリや恋愛)などがメインになるかと思いますが、

時には思いもかけない本との出会いを体験してもらいたいと思い、企画しました。

 

  

展示本はすべて袋に入っており、袋の表面に作品の冒頭部分を印刷した紙を貼っておきました。

本を借りる際は、袋に専用バーコードが付いているので、袋ごとカウンターに持ってきて、

そのバーコードで貸出処理を進めてください。

 

 

 

 

 

追悼・大江健三郎

 

ノーベル文学賞受賞作家である大江健三郎さんが亡くなりました。

 

【生き方そのものに裏づけられた大江文学、読者に大きな感動…大江健三郎さん死去】

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230313-OYT1T50140/

(読売オンライン、紙面では2023/3/14  1面に記事があります)

 

94年に川端康成に続いて日本人で2人目のノーベル文学賞を受賞しており、

生徒の皆さんは国語の資料集などで見たことがある人も多いでしょう。

 

カウンター前の展示コーナーで、大江健三郎の作品展示を行っています。

 

商業的なデビュー作である『死者の奢り』

芥川賞受賞作『飼育』

ノーベル文学賞受賞講演『あいまいな日本の私』

ヒロシマでの取材体験をもとにしたノンフィクション『ヒロシマ・ノート』

脳に障害のある長男の誕生を経て書かれた『個人的な体験』

など、氏の代表作とされる作品を中心に集めました。

 

その他作品

『人間の羊』、『芽むしり仔撃ち』、『新しい人よ眼ざめよ』、

『同時代ゲーム』、『「自分の木」の下で』、『定義集』

などです。

 

全集系が多いので、貸出のしにくさはあるかもしれませんが、

今後文庫版の購入も考えています。

 

読みやすいとは言いにくいですが、この機会に戦後文学旗手の作品に触れてもみませんか?

 

 

図書館用タブレットを配備しました!

 

 

図書館内で自由に利用できるタブレットです。

 

インターネットの検索以外にも

・磐高図書館の蔵書検索

・図書館の開館日程確認

・ジャンル別おすすめブックリストを見る

・ブクログを見る

といった図書館・本関連の検索に利用できます。

 

不特定多数が使う機器になるので、写真撮影や個人のデータ作成といった利用はご遠慮ください。

その他、利用方法でわからないことがある時は、司書まで声をかけてください。

 

 

 

 

 

 

 

5月の図書館展示

 

図書館外の展示コーナーで

【百花繚乱 ノンフィクションの世界】

展示を行っています。

 

小説も面白いですが、事実をもとにして書かれたノンフィクションには、特有の熱量と面白さがあります。

伝記、旅行記、ルポルタージュと、各分野からおすすめの本を展示しているので、

この機会にノンフィクションの世界に足を踏み入れてみてください。

展示中の本はすべて貸出ができます。

気になる本は手にとって、カウンターへ!

 

 

 

 

 

 

6月の図書館展示

 

【映像化作品特集】

2023年1月~9月の期間に、映画化・ドラマ化された(される予定の)原作本を展示中。

 

宮崎駿監督10年ぶりのジブリ映画『君たちはどう生きるか』、

中高生に大人気の汐見夏衛代表作の映画化『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

2022年の文庫本ベストセラー第1位『三千円の使い方』

など、映画作品8作品、ドラマ作品3作品。

 

見てから読んでもよし、読んでから見てもよし。

文字と映像、どちらでも楽しんでください。