図書館より
追悼・大江健三郎
ノーベル文学賞受賞作家である大江健三郎さんが亡くなりました。
【生き方そのものに裏づけられた大江文学、読者に大きな感動…大江健三郎さん死去】
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230313-OYT1T50140/
(読売オンライン、紙面では2023/3/14 1面に記事があります)
94年に川端康成に続いて日本人で2人目のノーベル文学賞を受賞しており、
生徒の皆さんは国語の資料集などで見たことがある人も多いでしょう。
カウンター前の展示コーナーで、大江健三郎の作品展示を行っています。
商業的なデビュー作である『死者の奢り』
芥川賞受賞作『飼育』
ノーベル文学賞受賞講演『あいまいな日本の私』
ヒロシマでの取材体験をもとにしたノンフィクション『ヒロシマ・ノート』
脳に障害のある長男の誕生を経て書かれた『個人的な体験』
など、氏の代表作とされる作品を中心に集めました。
その他作品
『人間の羊』、『芽むしり仔撃ち』、『新しい人よ眼ざめよ』、
『同時代ゲーム』、『「自分の木」の下で』、『定義集』
などです。
全集系が多いので、貸出のしにくさはあるかもしれませんが、
今後文庫版の購入も考えています。
読みやすいとは言いにくいですが、この機会に戦後文学旗手の作品に触れてもみませんか?