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令和5年度 1年次 津波被災地区探究活動

 6月13日(火)5~7校時に、1年次総合的な探究の時間「津波被災地区探究活動」現地研修を行いました。

 生徒は、東日本大震災において甚大な津波被害を受けた薄磯・豊間地区と久之浜地区の2コースに分かれ、事前学習の内容を踏まえたうえで、被害の状況や復興の姿を見学しました。また、それぞれのコースにおいて現地の語り部の方から当時の状況や震災の教訓などに関する講話を受けました。生徒は命の尊さを実感するとともに、災害の教訓を後世に伝えていく役割を再認識する良い機会になりました。

【現地研修の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 6月26日(月)6.7校時には、まとめ・発表スライド作成、6月29日(木)5~7校時に各クラスにおいて発表会を行いました。

 津波被害の状況や復興に向かう地域の姿、津波被害の教訓など、現地学習で学んだことを各グループでまとめました。また、クラス内発表では、同じ浜通りの地区でも、被害の状況や復興の様子は異なり、地域性がみられることに気が付いた生徒が多かった印象がありました。

【発表会の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それぞれのグループで制作したスライドを用いてクラス内で共有することで、当時2~3歳であった生徒にとっては、自然災害の脅威を再認識するとともに、災害の教訓をどのように活かし、伝えていくかを考え、防災・減災に対する課題とそれに対する手立てを考察する実りある時間となりました。